パススルー機能を使ったポータブル電源で生活は可能か?
というタイトルの通り生活できるのか実験してみました。またこれから家電を絞って実験してみたいと思います。
以前私は半年間パススルー状態で使えるかという実験をやってみましたがこれには理由があります。
ポータブル電源とソーラーパネルの組み合わせだけで生活できないかと考えてみたのです。
なぜならば電気代が浮くからという安易な考えで始めてみました。
ポータブル電源の限界
早い段階でわかったことはクーラーと冷蔵庫は使用することができないということです。
クーラーはあまりにも消費電力が高いため発電機でも使わない限りまず不可能です。
冷蔵庫に関してはポータブル電源用のミニクーラーなどがありますが、丸1日使えるわけでもなくあくまで緊急用という役割ですので生活するレベルではありませんでした。
後はやはり1人暮らし前提というものがありますね。あくまでポータブル電源1つの場合ですが、成人1人分が精一杯でした。家族がいる場合などは単純に厳しいです。
ポータブル電源とソーラーパネルの数も増やす必要があります。
残りの身近な家電について
正直言って携帯やパソコンの充電などは問題なく使えました。さほど消費電力が大きく無いのが影響したと思います。
ディスプレイなども問題なく充電できました。時間としては5時間ぐらいで危うくなってしまうので少し危険な感じはします。
ちなみにパススルー状態で使用した際はディスプレイパソコン同時併用で5時間程は使えましたその間に携帯と wi-fi の充電もできました。現実的なところはこんな感じかなと思います 。
改善点
おそらくなんですが、ポータブル電源の数を増やして尚且つソーラーパネルの枚数を増やせばクーラーと冷蔵庫以外は何とかなると思います。
というのもパススルー状態で家電を同時に使っていると夜になる頃には電池がほとんど残っていません。そうすると夜活動する電力が足りなくなってしまいます。
もう1つソーラーパネルとポータブル電源を用意して昼間のうちに充電することによって夜の部はそちらから補給するという形にできると思います 。
ちなみになんですがもし身近なところにフィットネスセンターがある場合はそちらでシャワーを浴びてトイレをコンビニなどで利用すると、風呂トイレなしの格安賃貸で生活できるという面白い状態が出来上がります。
今後の展望
デスクトップライトを使って実験をしてみたいとは思います。
やはり明るくないと何も作業ができないので1番身近なライトに焦点を当ててそれでどれだけ生活できるかというデータを取ってみたいと思います。
後はやはりどれぐらい電気代を節約できたかというのもデータに残したいと思います。
正直ポータブル電源とソーラーパネル部分の元を取るのはだいぶ先になりそうですがまあそれも実験の1つとして続けてやっていきたいと思います。